トイレリフォームにおける壁紙・クロスの選び方
- Admin
- 2018年9月5日
- 読了時間: 5分
トイレリフォームにおける壁紙・クロスの選び方
StartFragment
壁紙を変えるだけでも、明るくなったり、きれいになったり、おしゃれになったり、トイレ空間が様変わりします。古くなった便器を交換するだけでなく、せっかくの機会なので、内装リフォームも検討されてみてはいかがでしょうか?
壁紙を変えると、トイレ空間の雰囲気が変わる
トイレの壁紙(クロス)を交換すると、トイレ空間が様変わりします。
トイレの壁紙(クロス)や床のクッションフロアを交換するだけでも、トイレ空間の雰囲気が変わります。
便器だけの交換と比べると費用は少しかかりますが、なかなか普段リフォームする機会のない場所なので、便器交換のタイミングで一緒に壁紙のリフォームをするのもおすすめです。
トイレの壁紙の色・カラー・柄
壁紙を選ぶときに一番悩むのが、色や柄。
選ぶのは楽しい作業ですが、あまりに悩みすぎて、最終的にどの壁紙にするか決めきれなくなることも・・・。
ベースカラーを決めてから、細かな模様や柄を選ぶと、効率よく検討ができるかと思います。
清潔感のあるオーソドックスな白系
トイレの壁紙の色といえば、「白」。
清潔感があって、汚れた時にもすぐに分かるため掃除の意識も高まるという特徴があります。
真っ白の壁紙だと味気ないという方は、ベースカラーを白としつつ、色味や柄のアクセントを楽しんでみるのもおすすめです。
トイレの壁紙|オーソドックスな白系|同じ白でも、色味や柄によって雰囲気は変わります。
▲ 清潔感がある
一番オーソドックスで人気の色ということもあり、白系の壁紙はラインナップが豊富です。一口に「白」と言っても、たくさんの色味・柄があるので、意外と悩んでしまったりもします。
あたたかみのあるベージュ
こちらも白に続いてオーソドックスな「ベージュ」。
トイレの壁クロスにベージュを使うと、あたたかみのある雰囲気になります。
トイレの壁紙|ベージュ系の壁紙を使うと、トイレ空間があたたかな印象になります。
▲ あたたかみがある
かわいらしい印象のピンク
ピンク色のトイレもありますので、ピンクの壁紙を組み合わせて、トイレ空間全面をピンクに染めることもできます。
ベージュと同様に、トイレ空間があたたかみのある印象になります。
また、ピンク色の特徴として、かわいらしさも演出できます。
トイレの壁紙|かわいらしい印象のピンク"
▲ かわいらしい印象
さわやかな印象のブルー
トイレの壁紙に「青」を使うと、トイレ空間が涼しげな印象だったり、さわやかな雰囲気になります。
"トイレの壁紙リフォーム|青系の壁紙を使う場合は、白系の壁紙と組み合わせて2色で使うのもオススメです
▲ 涼しげ・さわやかな印象
トイレ空間は狭いので、壁全面を青にすると、色合いによっては圧迫感が出てしまうこともあります。
その場合、全面ではなく、奥の1面か左右の2面にアクセントカラーの「青」を、残りをベースカラーの「白」にして、2色の壁紙を組み合わせるとバランスが良くなります。
ナチュラルな印象のグリーン
「緑」の壁紙は、自然でナチュラルな印象を受けます。
和室の壁紙にもグリーン系がよく使われているように、色合いや模様によっては、和風な雰囲気のトイレ空間に仕上げることもできます。
▲ 和風・自然な印象
シックな印象のグレー・黒
トイレ空間の雰囲気に高級感を求めたり、シックな印象を出したい場合には、グレー・黒系の壁紙がおすすめです。
レストランなどの店舗でも、濃いめのグレーや黒の壁紙を使っている所があります。
トイレの壁紙|シックでクールな雰囲気のグレー系の壁紙
▲ 高級感、シックな印象
グレー・黒系の壁紙を使うとトイレ空間が暗くなってしまいますが、間接照明などを使って雰囲気を演出することもできます。
トイレの壁紙の種類(機能)
壁紙は、トイレ室内だけでなく、洋室、和室、天井、階段、洗面所、キッチンなど、いろいろな所で使われています。
トイレは水まわりの空間なので、湿気やカビ、汚れも気になるものです。壁紙を選ぶ時は、色や柄に目が行きがちですが、「防カビ仕様」、「抗菌」などの機能性にも注目してみましょう。
機能特徴
防カビカビの繁殖を抑制
抗菌細菌の繁殖を抑制
汚れ防止付着した汚れを拭き取りやすい
基本的にトイレなど水まわりの空間に使う壁紙であれば、「防カビ」の機能が付いているのですが、念のため確認しましょう。
ただ、「抗菌」「汚れ防止」の機能は付いていない壁紙も多いので、どうしても必要というこだわりが無ければ、カラーや柄を優先して選んでしまってよいかと思います。
張替えの場合、リフォーム推奨品の壁紙を選ぶ
新築ではなく、トイレリフォーム(壁紙の張替え)の際は、「リフォーム推奨品」「リフォームお奨め」と記載のある壁紙を選びましょう(各メーカーの壁紙カタログに記載があります)。
「リフォーム推奨品」「リフォームお奨め」の壁紙は、リフォーム用として十分な厚みのあるタイプで、壁紙を貼る下地の凸凹を目立たなくして、きれいに仕上げることができます。
トイレの壁紙(内装)の選び方
実際に壁紙を選ぶときの方法としては、以下の3つがあります。
施工業者に相談する
壁紙メーカーのカタログから選ぶ
壁紙メーカーのショールームで相談する
施工業者に相談する
トイレリフォームの施工業者や、内装屋(クロス屋)さんに相談する方法です。
ただし、実際に工事を依頼する業者と相談すれば一番確実な感じがするのですが、「壁紙は好みですから、お客さんの方で好きなものを選んでください」と、壁紙選びには付き合わない施工業者も多く、その場合は自分で選ぶことになります。
というのも、壁紙選びは、トイレ空間全体の雰囲気を決める重要なポイントであり、施主(依頼)側からすると、やはり色にも柄にもこだわって選びたいという気持ちがあります。そして、悩んだときには誰かにアドバイスをもらったり、一言後押ししてほしいと思ったりもします。
一方で、業者からすると、施主が壁紙を選んだり悩んだりするのにずっと付き合っていると、営業コストがかかってしまいます。おすすめの壁紙はこれですなどと紹介して、実際に施工してから、お客様から「イメージと違う」などとクレームを入れられてやり直しさせられるリスクもあります。
壁紙選びにトコトン付き合ってくれる業者がいたらかなりラッキーです。基本的には、壁紙は自分で選ぶものと考えましょう。
EndFragment
Comments