アクセントクロスコーディネート 壁紙編
壁一面あるいは一部に、異なる色や柄の壁紙を取り入れるだけで、お部屋の雰囲気が大きく変わります。例えば、全体的に白い壁の中で一面だけをグリーン系の柄の壁紙をポイントに貼り分けると、爽快な白にグリーン色が相乗効果となり、清潔感のある空間が演出できます。海外のインテリアに見られるような大胆な柄物の壁紙でも部分使いにすれば、取り入れやすくワンランク上のインテリアが完成します。また、気に入った壁紙の値段が張るものだった場合でも、部分使いなら、予算に少しプラスするだけで取り入れることも可能です。
では、どのように選んで組み合わせていけばいいのでしょうか？同じ柄でオフホワイトやベージュをベースに、ブラウンやグレーの濃色をアクセントにすると、壁紙同士がケンカをする心配はないでしょう。見本帳をご覧いただく場合、現品生地は小さなサイズですので、控えめな色の差を選ばれると、実際に施工したらあまり壁紙を変えたことがわからない…なんてこともあります。ベースとアクセントになる壁紙の色は思い切って変えるとメリハリの効いた演出ができます。
どんなお部屋におすすめ？
●玄関・LDK
玄関・LDK 玄関・LDK
ゲストをお迎えするとても大切な場所ですので、誰にとっても「居心地がいい」と感じてもらえるデザインの商品がおすすめです。玄関でもインパクトを付けて個性を出したい方は、レンガ柄などを使ってみてはいかがでしょうか。LDKはテレビ台やソファの背面や一番広い面積の壁面に、というのがおすすめです。壁一面でなくても、梁や玄関や廊下のディスプレイスペースの背面を貼り分けても素敵です。
●寝室・書斎
寝室・書斎
お部屋の中で最も壁面の面積が広い面、またはベッドのヘッドボード後ろの一面だけ濃い色や柄物で貼り分けをしてみましょう。ホテルやモデルルームのようなステキなお部屋にチャレンジしてみましょう。
●子ども部屋
子ども部屋 子ども部屋
カラフルな柄物壁紙を使用したいけど全面にすると「うるさいかな？」と感じるときは、アクセント貼りにしましょう。写真のように目線の高さで上下貼り分けたりする方法もあります。カラフルな柄物の中の一色をベース色に選んで使用するとかわいい雰囲気になります。
●和室
和室
和室でアクセントを入れる場合は、床の間や襖などを色分けし、「飾り棚」のように演出すると、空間が引き締まりカッコよく見せることができます。床の間や襖がない和室なら、壁紙を上下に貼り分けすることをおすすめします。和室は座って生活する空間で、洋室よりも目線が下にいきますので、腰高よりも少し低めの30～40cmぐらいの高さで上下に貼り分けをするのが一般的です。
