外壁に浮きやサッシとの隙間が出来たら要注意!正しい対処法
- 山口 学
- 2017年9月14日
- 読了時間: 3分
外壁に浮きや隙間が空いて来たら早めに対処を行いましょう。
家を建てて時間が経ってくると、外壁部分が浮いて来たりサッシとの間に隙間が空いたりする事が多く発生します。「ちょっと位大丈夫」と思っていても、外壁は雨風から家を守る大切な箇所です。放置すると雨漏りや家の内部が腐ったりと段々傷んで来てしまいます。
家を長持ちさせたいと考えたいならば、なるべく早めに外壁の不備は修理を行う様にして行きましょう。では実際にどう言う原因で浮きや隙間が外壁に出来てしまうのか?そしてどう言った補修をするのが良いのかを今回は詳しくご紹介致します。
壁が浮いて来てしまう時の原因診断方法
外壁の浮き原因
浮いている壁の部分を強く叩いたりすると、その箇所が剥がれ落ちてしまう可能性が多いにあります。なので、ソフトに叩いたりこする等して浮きをチェックする様にしましょう。
外壁が浮いて来てしまっている場合には、仕上げ材の被膜だけが浮いてしまってるケースとモルタル自体が浮いてしまうケースが御座います。
こう言ったそれぞれのパターン別に対処方法を下記にまとめましたのご参考下さい。
外壁の浮いている2つの状況別対処方法
仕上げ材の被膜が浮いて来ている場合
こういう状況の時には、指で軽くこすると塗膜が小さく割れて落ちて行きます。
箇所が少なく比較的小さい浮きで有れば、浮いている部分を剥がした上で同じ様な材質、色の塗料を塗って処置して行きます。
築10年以上経ったり以前メンテナンスしてから時間が経過している時には、上から全面的に塗り直す方がコストは安く抑えられます。
モルタルが浮いてしまっている場合
どこまで浮いているのかチェックをする為に、金槌などで軽く叩いてみましょう。叩いた時の音を良く聞いて下さい。
浮いている部分は浮いて無い所よりも軽い音がします。
叩いてみて浮いている面積が多いと感じた時には、落下する危険性が有るので早急に外壁リフォーム業者に依頼して修繕を行ってもらって下さい。
①外壁とサッシの間に隙間が出来た時の原因診断
外壁とサッシの隙間
サッシと隙間に隙間が無いのか確認する場合には、上部を案外見落としがちです。サッシまわりをくまなく目視で隙間を確認しましょう。
原因としてはモルタル材や下地自体が経年劣化で収縮する事が殆どです。その他にも地震などによる振動で隙間が生まれてしまう事も多くあります。
比較的大きめな地震が発生した後には、こういったサッシまわりの部分に異常がないかチェックしてみて下さい。
サッシと外壁の間に隙間が発生した時の対処方法
まずは隙間の部分を指で押してみて動かない様でしたら、ホームセンター等で市販されているコーキングで処置をする事が可能です。
その際には隙間の周囲に付いた汚れやほこりを取り除き、マスキングテープをサッシとモルタルに貼ります。この時、モルタルと隙間とは1~2ミリ程度の間隔を持って貼って下さい。
コーキングを隙間に入れて行く際には、はみ出さないように注意してヘラ等で抑える様にして行きましょう。
表面が乾いたら、外壁と同色の塗料を塗り、マスキングテープを剥がして完了です
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